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SICEセミナー「制御のためのシステム同定」2012

主催・企画

計測自動制御学会 制御部門

協賛(依頼中を含む)

システム制御情報学会, 自動車技術会, 人工知能学会, スケジューリング学会, 精密工学会, 電気学会, 電子情報通信学会, 土木学会, 日本音響学会, 日本応用数理学会, 日本機械学会, 日本建築学会, 日本航空宇宙学会, 日本鉄鋼協会, 日本電気計測器工業会, 日本知能情報ファジィ学会, 日本フルードパワーシステム学会, 日本リモートセンシング学会, 日本ロボット学会, バイオメカニズム学会, ヒューマンインタフェース学会, プロセス計装制御技術協会, 計装研究会

 セミナー内容

制御系を設計する場合,最も基本かつ重要な情報の一つは,対象システムのモデルです.制御系設計時に用いる対象システムのモデルが,実際に設計された制御器を実践したときの制御結果を左右する重要な要因となり,実際と合わないモデルを用いた場合などには,安定な制御系さえ設計できないこともしばしば経験します.このようなことから,対象システムのモデルを如何に効率よくかつ正確に得るかということ,すなわち,如何にシステムを同定するかということは,制御系設計において非常に重要な課題の一つとなっています.

本セミナーでは,制御系を設計するためのシステム同定の方法について,基本的な内容から実用的なものまで,最近の話題を含め幅広く講義を行っていただきます.講師の先生には,システム同定の分野で活躍されている日本を代表する3人の先生方をお迎えし,基礎から応用まで丁寧に講義していただく予定です.

本セミナーは2日にわたって開催されます.1日目はシステム同定の基礎についての講義を集中的に行います.2日目は一歩進んだ内容として,部分空間同定法の基礎から応用まで,さらには非線形システムの同定法およびその応用についてわかりやすく講義していただきます.

どちらか1日だけの参加も可能ですので,みなさまのニーズに応じて活用していただければ幸です.職場や大学での研究・開発などでシステム同定の利用・応用を考えられている技術者・学生・研究者の方はもちろん,システム同定を基礎から勉強しようという方,システム同定に関心をもたれている方,さらには実際の現場でのシステム同定の適用を考えておられる方など多くの方々のご参加をお待ちしております.この貴重な機会を逃さず,是非ご参加されますようお願い申し上げます.

SICE 賛助会員については特典として,申込期限までの事前申込の場合には,割引料金にてセミナー受講ができることになっております.賛助会員組織の方々も奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます.賛助会員リストはこちらからご覧頂けます.

 期日

2012 年 6 月 21 日(木), 22 日(金)

 会場

東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館E 10階 情報理工学研究科大会議室
キャンパスへのアクセス:東急大井町線目黒線大岡山駅下車すぐ
西8号館E棟は大岡山キャンパスマップ中の26番です
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
電話: (03)5734-7680 (情報理工学研究科事務係)

 講義内容

講師

足立 修一 君(慶應義塾大学),楊 子江 君(茨城大学),奥 宏史 君(大阪工業大学)

6 月 21 日(木)(第 1 日目)

システム同定:基礎(足立)

  • 10:00−13:00 制御のためのシステム同定とは
  • 14:00−17:00 同定モデルとシステム同定

6 月 22 日(金)(第 2 日目)

システム同定:応用(奥・楊)

  • 10:00−13:00 部分空間同定法(奥)
  • 14:00−17:00 非線形システムの同定(楊)

 講師紹介

足立 修一(あだち しゅういち)君(正会員)

1986年慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士). 同年(株)東芝入社, 90年宇都宮大学工学部電気電子工学科助教授. 2002年同大学工学部電気電子工学科教授. 93〜96年航空宇宙技術研究所客員研究官を兼務. 03〜04年ケンブリッジ大学工学部客員研究員. 2006年慶應義塾大学理工学部物理情報工学科教授. 現在に至る.制御系設計のためのモデリング, 状態推定理論,システム同定理論とその応用に関する研究に従事.

楊 子江(よう しこう)君(正会員)

1992年九州大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士).同年九州工業大学工学部電気工学科助手.1996年同大学情報工学部電子情報工学科助教授.2001−2009年九州大学大学院システム情報科学院助教授.2009年茨城大学工学部知能システム工学科教授,現在に至る.主として,非線形システムの適応制御とその応用,システム同定理論とその応用に関する研究に従事.

奥 宏史(おく ひろし)君(正会員)

2000年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(博士(工学)).2000-2002年オランダTwente大学ポスドク.2002年大阪工業大学工学部電子情報通信工学科講師.2007年同准教授.2010年同ロボット工学科准教授.システム同定,変化検出法およびその応用に関する研究に従事.

 定員

80 名(定員になり次第, 締め切ります.)

 参加費


正会員 学生会員 会員外 賛助会員枠
両日参加 20,000円 8,000円 40,000円 8,000円
第1日のみ参加 10,000円 4,000円 20,000円 4,000円
第2日のみ参加 10,000円 4,000円 20,000円 4,000円

参加費にはテキストおよび資料代が含まれます(1日目のテキストは含まず).
第1日目の講義「システム同定:基礎」ではテキストとして,「システム同定の基礎, 足立著(東京電機大学出版局)」を使用します.既にお持ちの方はご持参下さい.上記テキストをお持ちでない方には,会場にて割引価格2,268円で販売いたします.

賛助会員枠での参加は 40 名(受講者枠の半数)までであり, 下記申込締切時においてこれを超過した場合には賛助会員口数や申込順等を考慮して受講者を決定させて頂きます. 賛助会員枠での受講の可否については, 下記申込締切り後 7 日以内にメールにてお知らせいたします. 賛助会員枠での受講に漏れた場合および期限を過ぎての申込の場合には, 正会員と同じ取扱とさせて頂きますが, 詳細については本 web ページの更新情報および参加申込 URL をご覧下さい.

 参加申込

申込締切

2012 年 6 月 6 日(水)

申込方法

SICE 部門行事申込みページから申し込んでください.

参加費振込方法

部門大会・シンポジウム・セミナー等での参加費振込要領をご覧ください.

キャンセルポリシー

本セミナー参加申込のキャンセルポリシーは下記の通りです. (申込のキャンセルは, 学会事務局にご連絡ください.)

  • 参加費が支払済みの場合
    • 開催日 10 日以前(テキストの発送前): キャンセルを受け付けます(手数料は参加者負担で返金いたします).
    • 開催日 10 日前以後(テキストの発送後): キャンセルを受け付けません(返金不可).(i) 代理の出席または (ii) 当日配布資料がある場合はその発送のいずれかを選択していただきます.
  • 参加費が未払いの場合
    • 開催日 10 日以前(テキストの発送前): キャンセルを受け付けます.
    • 開催日 10 日前以後(テキストの発送後): キャンセルを受け付けません. 参加費をお支払いただきます.

問合わせ先

SICE 制御部門 事業委員会

  • 水本 郁朗(熊本大学),E-mail: ikuro [at] gpo.kumamoto-u.ac.jp
  • 関口 和真(東京工業大学),E-mail: sekiguchi [at] ctrl.titech.ac.jp
  • 中村 幸紀(東京農工大学),E-mail: yukino-n [at] cc.tuat.ac.jp

学会事務局: 部門協議会担当, 電話(03)3814-4121, E-mail: bumon [at] sice.or.jp