植物工場見学会報告

6月10日(火)に千葉大学大学院園芸学研究科(松戸キャンパス)にて,第1回制御部門マルチシンポジウムフォローアップ企画「植物工場見学会」が開催されました.
本見学会は,2014年3月に開催されました第1回制御部門マルチシンポジウムのプレナリ講演「植物工場 −工業技術を導入した最先端の植物生産システム−」のフォローアップとして.農業分野と制御分野との今後の交流を活発にする目的で企画されました.

また,先端技術や情報を駆使したスマートな農産業の育成・発展に関しては,内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)にも採択され,近年,注目を集めており,制御部門の貢献が期待できる分野となっております.

はじめに後藤英司先生(千葉大学)から,太陽光利用型植物工場および完全人工型植物工場とそれらの工場における計測制御についてご説明頂きました.
その後,彦坂晶子先生(同),石神靖弘先生(同)もご説明に加わり,屋外の植物工場における実際の温度制御や光・湿度制御や果菜が植物工場で生産されている様子などを見学しました.
当日は,企業関係者約35名に大学関係者も合わせて合計約40名が参加され,梅雨の合間ながら好天に恵まれて,盛況な見学会となりました.

ご講演された後藤先生,彦坂先生,石神先生とご参加された皆様に厚く御礼申し上げます.
(施設見学の様子は後日公開いたします)

文責:残間忠直(千葉大学)

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