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ws2016

計測自動制御学会 制御部門マルチシンポジウム ワークショップ

「制御における知財と特許」


主催・企画: 計測自動制御学会 制御部門 事業委員会


  お知らせ

2016/2/17 [追記:参加方法について]

ワークショップへの事前参加申し込みは必要ございません.
ただし,ワークショップの聴講は第3回制御部門マルチシンポジウム参加者に限らせていただきますので,ワークショップの聴講を希望される方はマルチシンポジウムへの参加登録をお願いいたします.

  ワークショップ概要

研究者にとって,査読付き学術論文公表が主たる研究成果であることは間違いありませんが,一方で,昨今では,特許を通じて自分の成果や発明をいち早く社会に還元する, と同時に,そのアイディアの源泉は自身であるということを主張するということも重要になってきています.ただ,物性や機構などとは異なり,制御に代表されるような「考え方」は,特許として主張しにくい部分でもあります.
 そこで,本ワークショップでは,制御の研究者や技術者が,自分のアイディアなどを特許・知財として活かすために,どのようなことに気をつけたら良いか,どのようなものが特許になりやすいか,またはなりにくいか,といったような,制御と特許・知財にまつわるお話しを,ご経験豊富な方々にご講演いただきます.もちろん,大学関係のみでなく企業の方々にとりましても特許や知財という題材を通じて,産学連携を考えるきっかけとして,本ワークショップにご参加いただけることを期待しています.

日時: 2016年3月10日(木)9:00--12:20

会場: 南山大学 名古屋キャンパス S棟C室


講師:

  佐田 洋一郎 (山口大学知的財産センター)
    田中 雅人 (アズビル株式会社)
    出口 欣高 (日産自動車株式会社)

 プログラム


9:00--10:00 「ゼロから学べる知的財産〜研究者・技術者が知っておきたい知的財産の知識」

          佐田 洋一郎(山口大学知的財産センター)
いい研究成果がでていながら、特許を取得する観点が適切でなく,宝の山が雲散霧消していることが少なくないようです.大学や企業の研究・開発現場では、そのことをしっかりと理解し,対応する必要があります.知財の見方や考え方がわかれば難しいことではありません.そこで、特許庁で33年間,特許の審査・審判を行ってきた経験、および 現在山口大学で知財センターの統括をしている立場から,実際の発明品等を使って知財の見方や考え方を分かりやすく解説します.聴講された皆様にとって,知的財産の基本的知識、特許取得の秘訣,実践的活用のノウハウ等々、きっと役立つ情報を得ることができます.初めての方にもわかりやすく解説しますので,振るってご参加下さい.

10:10--11:10 「技術者によるBtoB制御ソリューションの戦略強化」

          田中 雅人 (アズビル株式会社)
プラントオートメーションやファクトリーオートメーションで採用される制御技術の多くはPID制御であり,コントローラサプライヤによるBtoBの技術供給ということが背景にある.この場合,BtoBの制御ソリューションはビジネス手段なのであり,その知財権は技術者によるビジネス戦略強化であることを理解しなければならない.そこで,制御技術がビジネスの戦略性にどのように関連してくるかを,技術者の視点から解説する.

11:20--12:20 「自動車制御における知財と特許」

          出口 欣高(日産自動車株式会社)
電気自動車に代表される「電動化」と,自動運転に代表される「知能化」の研究開発が近年盛んにおこなわれている.いずれの分野においても制御技術の役割が高まっていると同時に,制御技術に関する知財と特許の重要性も増している.
そこで本講演では,1)自動車における制御研究の動向と制御特許出願の動向,2)日産自動車における特許出願と制御特許出願事例紹介,3)産学共同研究の際に注意すべき特許・知財の観点について紹介したい.


 参加方法

本ワークショップは,第3回計測自動制御学会制御部門マルチシンポジウムにて開催されます.制御部門マルチシンポジウム参加者のみ聴講いただけます(聴講費は無料です.).
なお,ワークショップへの事前参加申し込みは必要ございません.

問い合せ先

SICE制御部門事業委員会

  • 金子修 電気通信大学 大学院情報理工学研究科, email: o.kaneko[a]uec.ac.jp ([a]を@に変えてください)

学会事務局 部門協議会担当, 電話(03)3814-4121

 講師略歴

佐田洋一郎 正章(さたよういちろう)君

昭和45年通商産業省, 昭和47年 特許庁出向, 昭和51年 特許庁審査官(土木,建築,事務機器,農水産), 平成 8 年 特許庁審査部審査長(応用光学), 平成10年 特許庁審判部審判長(土木建築), 平成13年 特許庁審判部部門長, 平成16年 山口大学教授(知的財産部門長併任), 平成18年 山口ティー・エル・オー取締役(兼任), 平成23年山口大学学長特命補佐, 平成24年山口大学研究推進機構知的財産センター長 , 平成26年山口ティー・エル・オー代表取締役社長 (兼任), 現在に至る
[委員など]
山口県「元気企業サポート委員会」委員(平成16年5月〜), 山口県「知的財産活用支援推進会議」委員(平成16年6月〜),「大学知財管理・技術移転協議会」理事 (平成16年9月〜),「大分県ビジネスグランプリ」ベンチャー目利き審査委員(平成16年10月〜), 宇部市「特許権取得支援事業費補助金交付審査会」委員(平成17年1月〜), 中国経済産業局「中国地域知的財産戦略本部」本部員(平成17年8月 〜), 発明協会山口県支部(現一般社団法人山口県発明協会)理事(平成18年6月〜), 宇部商工会議所「新製品・新技術推薦奨励制度」審査委員長(平成18年7月〜), 特許庁大学知財アドバイザー派遣先選定評価委員会委員(平成19年4月〜), 文部科学省「現代的教育ニーズ取組選定委員会」委員 (平成19年4月〜), 鳥取県「ビジネスプランコンテスト」審査委員長(平成21年9月〜), 山口県教育委員会「目指せスペシャリスト」研究開発事業委員長(平成21年1月〜), 九州経済局戦略的教育支援プログラム策定・普及事業委員 (平成22年7月〜), 宇部市「宇部元気ブランド」認証委員(平成22年8月〜), 中国経済産業局「特許等取得活用支援事業」選定委員長(平成25年4月〜), 経済産業省「産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業」審査委員 (平成25年6月〜), 内閣官房知的財産戦略本部委員(平成27年10月〜)  
[その他]
他大学知財講師(大分大学工学部,MOT、同志社大法科大学院)(平成16年度〜),
特許庁「中小中堅企業の特許戦略研究会プロジェクト」リーダー(昭和55年度), 経済産業省「中小・ベンチャー企業における知的財産の活用方針に関する研究会」委員長 (平成17年度)
[著作物]
中小企業の特許戦略 銑5蚕儚発の成功条件,過程,戦略(発明協会発行 中央大学経済学部斎藤優教授との共著)(昭和56年10月), 初めて知財を担当する人のために大学知財の基礎入門(経済産業調査会)(平成 20年7月), 産学連携活動と特許法(特許庁技術懇話会誌) (平成23年5月)
[書籍監修]
中小・中堅企業の技術開発と特許戦略 (昭和55年3月), 大学と研究機関のための『知的財産教本』 (平成16年4月), 大学研究者・学生・知財実務者のための『特許読本』(平成18年3月), 大学と研究機関、技術移転機関のための『知財契約の実践的実務マニュア ル』(平成23年6月)

田中 雅人(たなかまさと)君

1983年東京工業大学工学部機械物理工学科卒業,1985年同大学院修士課程修了.同年京セラ(株)入社,電子部品の製造装置開発に従事.1988年山武ハネウエル(株)(現アズビル(株))入社.現在,アズビル(株)の技術開発本部にて調節計,空調などの制御技術開発に従事.電気学会,計測自動制御学会会員.

出口 欣高(でぐちよしたか)君

1992年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻修士課程修了.同年,日産自動車株式会社に入社.総合研究所にてエンジン制御,ハイブリッド電気自動車制御,電気自動車制御,音振制御などの自動車の電子制御研究に従事.その後,研究戦略企画,シリコンバレー研究所開設,自動運転研究に携わり現在至る.

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