『半正定値計画とロバスト制御』
http://www.imi.kyushu-u.ac.jp/events/view/1109

・趣旨:
制御理論は,関数解析や代数学など多くの数学がベースとなっている。
制御と数学の新しい接点を探り融合を図ることで、制御理論の進展や実適用を促
し、制御理論を介して数学が社会の課題解決へと結びついていくと期待される。
本研究集会は、数理的なテーマを毎回設定し、そのテーマについて関連する制
御と数学の講師をお呼びして交流の場を提供し、数理と制御の間での議論が深ま
り新たな研究の発展を促すことを目的とする。
今回は、実用的な制御系設計法の確立を目指す「ロバスト制御理論」と深く関
係し、また数理最適化の分野でも注目されている「半正定値計画問題」に焦点を
当てる。制御側から制御理論の応用に向け理論展開を図りたいが数学理論・ツー
ルが十分でない諸例を提示し、数理側から関連する数学分野の理論展開やツール
の現状について紹介し、全体討論を通じて新たな展開を模索する。

・主催:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
・共催:計測自動制御学会 制御部門・制御理論部会
九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
数学理論先進ソフトウェア開発室
・開催日時:2013年6月3日 (月) 13:30〜17:00
・開催場所:
〒819-0395 福岡市西区元岡744
九州大学 伊都キャンパス 数理学研究教育棟/
マス・フォア・インダストリ研究所3F 中セミナー室7
アクセスについては http://www.imi.kyushu-u.ac.jp/pages/map.html
・オーガナイザ:
脇隼人 (九大IMI)、穴井宏和 (富士通研究所)、原辰次 (東京大学)
・講演プログラム:
13:20-14:05  増淵 泉 (神戸大学)
ロバストSDP の上界緩和問題とその厳密性
14:05-14:50  脇 隼人 (九大IMI)
多項式行列不等式系に対する半正定値計画緩和について
15:05-15:50  原 辰次 (東京大学)
一般化KYP補題とその展開
15:50-16:35  白井 朋之 (九大IMI)
α-行列式の正値性—SDPの視点から—
16:35-17:00  全体討論

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関連リンク:
第1回 数学・数理科学とシステム制御との連携研究集会
計測自動制御学会の制御部門大会
特別企画「制御と数学が織り成す産業数学の展開」
https://www.sice-ctrl.jp/jp/wiki/wiki.cgi/ccs/ccs13#p28

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